ホーム しごとの力 100 いろんな分類/テーマ しごとの力の傾向

いろんな分類とテーマ

 いろんな分類

しごとの力(使える力)がどんな力なのかを見え易くするために、いろんな分類を考えます。


 7つの特性別分類

   好奇心・客観性・継続性・柔軟性・積極性・想像(創造)性・楽観性の7つの特性・性質に関して分類

 3つの能力別分類

   問題解決能力、自己コントロール能力、コミュニケーション能力の3つの能力群、7つに分類

 6つの質的分類

   行動系・思考系・対人系・内面系の4つの能力群、6つに分類

 5つ(6つ)の成長・強化のキーポイント別分類

   力の成長・強化のキーポイントについて、5つ(6つ)に分類

 16の発揮用途別分類

   力を使用する場面や使用目的別に16に分類

 30の動詞別分類

   感覚的・直感的な理解のために、30の動詞に分類

 テーマ

100個のしごとの力(使える力)はどれも重要ですが、ここではあるテーマに沿って取り上げます。


「しっかりしないといけない」と感じている上司が意識したい力  (定期的に入れ替えます)
気軽/尻軽力
気軽/尻軽力
誰かしらの上に立つ立場が『上司』ですが、普通の会社であれば、評価者−被評価者という関係が部下との間に出来上がり、この関係はどこまでいっても付いてまわります。

上司、管理職、マネージャーになりたての頃は、周りの態度の変化に戸惑い、少し寂しい思いをする事が多いかもしれません。

そんな初々しい上司も、序々に役割りに慣れ、中には急に腰が重くなる人がいます。

すると、「あの人は変わったよな・・」の陰口がささやかれ、指示を素直に受け入れない部下が現れます。


『井の中の蛙大海を知らず』
(人を率いるからには、全体を見渡す必要がある。狭い世界に留まってしまうと、視点が低くなる)
やり過ごし力
やり過ごし力
会社の中のわずか数人以外には、どこまで昇進しても『上司』が存在することになります。

部下をおだて、なだめながら、何とか出した結果に対し、更なる上司が文句を付ける。

自分も納得がいかない決定事項を、そ知らぬ顔で部下に伝えないといけない。

上司や部下の中には、他人へのプレッシャーの掛け方が大変下手な人もいます。

そんな人の意見や感情をまともに受け止めれば、心身が悲鳴をあげてしまいます。


『果報は寝て待て』
(どうする事も出来ない事がある。じたばたしないでやり過ごせば光は見えてくる)
自己演出力
自己演出力
『上司』だからといって、その人が本来持つ人間性や価値観が変わる訳ではありません。

しかし、与えられた立場や役割りは、その役を演じる人に対し、一定の振る舞いを求めます。

部下の前では、優しく、厳しく。

お客の前では、誠実さを醸し出す立ち振る舞い。

ライバル心をむき出しにする同位者の前ではバカなふり。

状況や相手を見て、場にふさわしい『役』を演じる必要があります。


『座を見て皿をねぶれ』
(場所柄や状況をしっかり確認した上で自分の出方を決める事が肝心)
衝突力
衝突力
部下が持つ『上司』となれば、人と真正面からぶつからざるを得ない機会は増えます。

言う事を聞かずに勝手な行動を取る部下。

全くやる気が無い部下、依存心が強烈な部下。

過大な目標をかぶせてくる上位者。

嫌な仕事をまわしてくる他部署の同位者・・・。

大人が喧嘩をするからには、感情を抑え、周到な準備のもとに断固として戦って勝つべきです。


『手の無い将棋は負け将棋』
(適切な対策や準備がないままに事を起こすのは、最初から負け戦を戦うようなもの)


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